Visual Studio Code入門:初心者におすすめの設定と拡張機能【2026年版】

Tech Trends AI
- 3 minutes read - 441 wordsはじめに:なぜVS Codeが選ばれるのか
プログラミングを始めようとしている初心者にとって、コードエディタ選びは重要な決断です。数多くのエディタの中で、**Visual Studio Code(VS Code)**は圧倒的な人気を誇っています。
VS Codeが選ばれる理由:
- 完全無料で高機能
- 軽量で動作が早い
- 豊富な拡張機能でカスタマイズ可能
- マルチプラットフォーム対応(Windows、Mac、Linux)
- 活発なコミュニティと頻繁なアップデート
本記事では、プログラミング初心者がVS Codeを効率的に使い始められるよう、インストールから設定、おすすめ拡張機能まで分かりやすく解説します。
VS Codeのインストール
1. 公式サイトからダウンロード
- VS Code公式サイトにアクセス
- お使いのOS(Windows、Mac、Linux)に対応したバージョンをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行してインストール
2. インストール時のポイント
Windowsの場合:
- 「PATH環境変数に追加する」にチェック(コマンドラインからVS Codeを起動可能)
- 「デスクトップアイコンの作成」にチェック
- 「エクスプローラーのコンテキストメニューに追加」にチェック
Macの場合:
.dmgファイルをマウントして、VS CodeをApplicationsフォルダにドラッグ
初期設定:快適な開発環境を構築
1. 日本語化設定
VS Codeは英語版がデフォルトですが、日本語化することで使いやすくなります。
- VS Codeを起動
Ctrl + Shift + Xで拡張機能パネルを開く- 検索欄に「Japanese」と入力
- 「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストール
- VS Codeを再起動すると日本語表示になります
2. 基本設定のカスタマイズ
Ctrl + ,(MacはCmd + ,)で設定画面を開き、以下の設定を調整しましょう。
フォント設定
{
"editor.fontFamily": "'Fira Code', 'Consolas', 'monospace'",
"editor.fontSize": 14,
"editor.fontLigatures": true
}
エディタ設定
{
"editor.tabSize": 2,
"editor.insertSpaces": true,
"editor.wordWrap": "on",
"editor.minimap.enabled": false,
"editor.lineNumbers": "on",
"editor.renderWhitespace": "boundary"
}
自動保存設定
{
"files.autoSave": "afterDelay",
"files.autoSaveDelay": 1000
}
3. テーマの変更
見た目をカスタマイズして、長時間のコーディングでも目に優しい環境を作りましょう。
Ctrl + K, Ctrl + Tでテーマ選択画面を開く- おすすめテーマ:
- Dark+(デフォルト、目に優しい)
- Monokai(コントラストが強い)
- One Dark Pro(Atomエディタ風)
初心者におすすめの拡張機能
拡張機能を活用することで、VS Codeの機能を大幅に拡張できます。
必須拡張機能
1. Auto Rename Tag
HTMLタグの開始・終了タグを同時に編集できます。
2. Bracket Pair Colorizer
括弧の対応関係を色分けして見やすくします。
3. indent-rainbow
インデント(字下げ)を色分けしてコードの構造を視覚化します。
4. Live Server
HTMLファイルをブラウザでリアルタイムプレビューできます。
5. Prettier - Code formatter
コードの自動整形を行い、統一されたフォーマットを維持します。
プログラミング言語別おすすめ拡張機能
HTML/CSS
- HTML CSS Support:CSS補完機能
- CSS Peek:CSSの定義を素早く確認
JavaScript
- ES7+ React/Redux/React-Native snippets:Reactの開発効率化
- ESLint:JavaScriptのコード品質チェック
Python
- Python:Python開発に必要な機能一式
- Python Docstring Generator:自動ドキュメント生成
Git
- GitLens:Gitの履歴を詳細表示
- Git Graph:ブランチの視覚化
覚えておきたいショートカットキー
効率的なコーディングには、ショートカットキーの習得が欠かせません。
ファイル操作
| 操作 | Windows/Linux | Mac |
|---|---|---|
| 新規ファイル | Ctrl + N | Cmd + N |
| ファイルを開く | Ctrl + O | Cmd + O |
| 保存 | Ctrl + S | Cmd + S |
| 名前を付けて保存 | Ctrl + Shift + S | Cmd + Shift + S |
編集操作
| 操作 | Windows/Linux | Mac |
|---|---|---|
| コピー | Ctrl + C | Cmd + C |
| 切り取り | Ctrl + X | Cmd + X |
| 貼り付け | Ctrl + V | Cmd + V |
| 元に戻す | Ctrl + Z | Cmd + Z |
| やり直し | Ctrl + Y | Cmd + Shift + Z |
検索・置換
| 操作 | Windows/Linux | Mac |
|---|---|---|
| 検索 | Ctrl + F | Cmd + F |
| 置換 | Ctrl + H | Cmd + Option + F |
| ファイル内検索 | Ctrl + Shift + F | Cmd + Shift + F |
ナビゲーション
| 操作 | Windows/Linux | Mac |
|---|---|---|
| ファイル間移動 | Ctrl + Tab | Cmd + Option + Right |
| 行に移動 | Ctrl + G | Cmd + G |
| 定義にジャンプ | F12 | F12 |
| エクスプローラー表示 | Ctrl + Shift + E | Cmd + Shift + E |
便利な編集機能
| 操作 | Windows/Linux | Mac |
|---|---|---|
| 行の複製 | Alt + Shift + Down | Option + Shift + Down |
| 行の削除 | Ctrl + Shift + K | Cmd + Shift + K |
| 複数カーソル | Ctrl + Alt + Down | Cmd + Option + Down |
| コメントアウト | Ctrl + / | Cmd + / |
ワークスペースの活用
フォルダの開き方
Ctrl + K, Ctrl + Oでフォルダを開く- プロジェクトフォルダ全体をVS Codeで管理
ワークスペース設定
プロジェクト固有の設定を.vscode/settings.jsonに保存できます。
{
"editor.tabSize": 4,
"files.exclude": {
"**/node_modules": true,
"**/.git": true
}
}
デバッグ機能の基本
VS Codeには強力なデバッグ機能が内蔵されています。
デバッグの開始方法
F5キーでデバッグ開始- ブレークポイントの設定:行番号の左をクリック
- ステップ実行:
F10(ステップオーバー)、F11(ステップイン)
よく使うデバッグ操作
- 続行:
F5 - ステップオーバー:
F10 - ステップイン:
F11 - ステップアウト:
Shift + F11 - 停止:
Shift + F5
ターミナルの活用
VS Code内蔵のターミナルを使うことで、効率的な開発ワークフローを構築できます。
ターミナルの開き方
- `Ctrl + ``(バッククォート)でターミナルパネルを開く
- `Ctrl + Shift + ``で新しいターミナルを作成
便利なターミナル操作
- 複数ターミナルのタブ管理
- Git操作の実行
- パッケージマネージャー(npm、pip等)の使用
トラブルシューティング
よくある問題と解決方法
1. VS Codeが重い
- 不要な拡張機能を無効化
- 大きなファイルの除外設定
- メモリ使用量の確認
2. 日本語入力がうまくいかない
- IME設定の確認
- フォント設定の見直し
3. 拡張機能が動作しない
- VS Codeの再起動
- 拡張機能の再インストール
- 設定ファイルの確認
まとめ
Visual Studio Codeは、プログラミング初心者にとって最適なエディタの一つです。本記事で紹介した設定や拡張機能を活用することで、快適で効率的な開発環境を構築できます。
次のステップ
- 実際にコードを書いてみる:小さなプロジェクトから始める
- Git連携を学ぶ:バージョン管理の基礎を身につける
- デバッグ技術の向上:効率的なバグ発見・修正方法を習得
- チーム開発への参加:Live Shareなどの協業機能を活用
VS Codeをマスターして、プログラミング学習を加速させましょう。継続的に新しい機能や拡張機能を試すことで、さらに生産性の高い開発環境を構築できるはずです。
関連記事:
プログラミング学習で疑問や困ったことがあれば、コメントでお気軽にお聞かせください。一緒に学習を進めていきましょう!