初心者向けGitHub入門 - アカウント作成から初回プッシュまで

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- 3 minutes read - 477 words初心者向けGitHub入門 - アカウント作成から初回プッシュまで
プログラミングを始めたばかりの方にとって、GitHubは最初は複雑に感じるかもしれません。しかし、現代の開発においてGitHubは欠かせないツールです。この記事では、GitHubの基本概念から実際の操作まで、初心者にもわかりやすく解説します。
GitHubとは?なぜ重要なのか
GitHubの基本概念
GitHubは、Gitというバージョン管理システムをベースにしたクラウドサービスです。簡単に言うと:
- コードの保存場所: プロジェクトのファイルをクラウド上に保存
- バージョン管理: ファイルの変更履歴を記録・管理
- 共同開発: チームでのコード共有と協力
- ポートフォリオ: 自分のスキルや作品を公開
なぜGitHubが重要なのか
- 業界標準: 世界中の開発者が使用
- 就職活動: 技術力の証明として活用
- 学習: オープンソースプロジェクトから学習
- バックアップ: コードの安全な保管
GitHubアカウントの作成
ステップ1: GitHubサイトへアクセス
- ブラウザで github.com にアクセス
- 右上の**「Sign up」**ボタンをクリック
ステップ2: アカウント情報の入力
以下の情報を順番に入力します:
1. ユーザー名(Username)
- 英数字とハイフンのみ使用可能
- 他のユーザーと重複不可
- 例: yamada-taro-2026
2. メールアドレス
- 有効なメールアドレス
- 通知やセキュリティで使用
3. パスワード
- 8文字以上
- 大文字・小文字・数字を含む
- 特殊文字も推奨
ステップ3: プランの選択
- Free: 無料プラン(個人利用には十分)
- Pro: 有料プラン(高度な機能が必要な場合)
初心者の方はFreeプランで十分です。
ステップ4: メール認証
- 登録したメールアドレスに認証メールが送信
- メール内のリンクをクリックして認証完了
- GitHubにログインが可能になります
初回リポジトリの作成
リポジトリとは?
**リポジトリ(Repository)**は、プロジェクトのファイルとその履歴を保存する場所です。フォルダのようなものと考えてください。
ステップ1: 新しいリポジトリの作成
- GitHubにログイン後、右上の**「+」**マークをクリック
- **「New repository」**を選択
- 以下の設定を行います:
Repository name: my-first-project
Description: 私の最初のGitHubプロジェクト
Public/Private: Public(他の人が閲覧可能)
Initialize with README: ✓ チェックを入れる
ステップ2: リポジトリの確認
作成されたリポジトリには以下が含まれます:
- README.md: プロジェクトの説明ファイル
- リポジトリURL:
https://github.com/あなたのユーザー名/my-first-project - Clone URL: ローカルにダウンロードするためのURL
Gitのインストールと設定
Gitとは?
Gitは、ファイルの変更を追跡するためのバージョン管理システムです。GitHubを使用するには、ローカル環境にGitが必要です。
インストール方法
Windows:
- git-scm.com からダウンロード
- インストーラーを実行(基本的にデフォルト設定でOK)
Mac:
# Homebrewを使用
brew install git
# または Xcodeコマンドラインツール
xcode-select --install
Linux (Ubuntu/Debian):
sudo apt update
sudo apt install git
Gitの初期設定
ターミナル(コマンドプロンプト)で以下を実行:
# ユーザー名の設定
git config --global user.name "あなたの名前"
# メールアドレスの設定(GitHubのメールアドレス)
git config --global user.email "your-email@example.com"
# 設定の確認
git config --list
ローカル環境でのGit操作
ステップ1: リポジトリのクローン
GitHubからローカル環境にリポジトリをダウンロード(クローン)します:
# 作業したいディレクトリに移動
cd Desktop
# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/あなたのユーザー名/my-first-project.git
# クローンしたディレクトリに移動
cd my-first-project
ステップ2: ファイルの編集
- お気に入りのテキストエディタでREADME.mdを編集:
# My First Project
これは私の最初のGitHubプロジェクトです。
## 学習内容
- GitHubアカウントの作成
- リポジトリの作成
- Gitの基本操作
- ファイルのコミットとプッシュ
## 今後の予定
- Webサイトの作成
- プログラミング言語の学習
- より多くのプロジェクトの公開
ステップ3: 新しいファイルの作成
簡単なHTMLファイルを作成してみましょう:
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>私の最初のWebページ</title>
</head>
<body>
<h1>Hello, GitHub!</h1>
<p>これは私の最初のGitHubプロジェクトです。</p>
<p>今日は<span id="date"></span>です。</p>
<script>
document.getElementById('date').textContent = new Date().toLocaleDateString('ja-JP');
</script>
</body>
</html>
このファイルをindex.htmlとして保存します。
コミットとプッシュ
ステップ1: 変更の確認
# 変更されたファイルの確認
git status
# ファイルの変更内容を確認
git diff
ステップ2: ファイルのステージング
変更をコミットするために、ファイルをステージング領域に追加:
# 特定のファイルを追加
git add README.md
git add index.html
# または全てのファイルを追加
git add .
ステップ3: コミット
変更をローカルリポジトリに記録:
git commit -m "READMEファイルの更新とindex.htmlファイルの追加"
コミットメッセージのコツ:
- 何を変更したかを簡潔に記述
- 日本語または英語で一貫して記述
- 動詞から始める(「追加」「修正」「削除」など)
ステップ4: プッシュ
ローカルの変更をGitHubに送信:
git push origin main
GitHub上での確認
変更の確認
- ブラウザでGitHubのリポジトリページにアクセス
- 新しいファイル(index.html)が追加されていることを確認
- README.mdの変更も反映されていることを確認
- コミット履歴を確認(「○ commits」リンクをクリック)
GitHub Pagesでの公開
作成したHTMLファイルをWebページとして公開してみましょう:
- リポジトリのSettingsタブをクリック
- 左サイドバーのPagesをクリック
- Sourceで「Deploy from a branch」を選択
- Branchで「main」を選択
- Saveをクリック
数分後、https://あなたのユーザー名.github.io/my-first-project/でWebページが公開されます。
よくある操作と応用
ブランチの作成
新機能の開発時は、ブランチを作成して作業を分離:
# 新しいブランチを作成して切り替え
git checkout -b new-feature
# ブランチの確認
git branch
# メインブランチに戻る
git checkout main
ファイルの削除
# ファイルを削除してGitから除外
git rm ファイル名
# 削除をコミット
git commit -m "不要なファイルを削除"
変更の取り消し
# ステージングを取り消し
git reset ファイル名
# 最後のコミットを取り消し(注意して使用)
git reset --soft HEAD~1
トラブルシューティング
よくあるエラーとその対処法
1. “Permission denied” エラー
# SSHキーが設定されていない場合はHTTPS URLを使用
git remote set-url origin https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
2. “Your branch is behind” エラー
# リモートの変更をローカルに取得
git pull origin main
3. コミットメッセージの修正
# 最後のコミットメッセージを修正
git commit --amend -m "新しいコミットメッセージ"
設定の確認コマンド
# Git設定の確認
git config --list
# リモートリポジトリの確認
git remote -v
# ブランチの確認
git branch -a
ベストプラクティス
コミットのコツ
- 小さく頻繁にコミット: 大きな変更を一度にコミットせず、小さな単位で分ける
- 意味のあるメッセージ: 何を変更したかが分かるメッセージを書く
- 関連する変更をまとめる: 同じ機能に関する変更は一つのコミットにまとめる
READMEファイルの書き方
良いREADMEには以下を含めます:
# プロジェクト名
プロジェクトの簡潔な説明
## 機能
- 機能1の説明
- 機能2の説明
## インストール方法
手順を番号付きリストで説明
## 使用方法
基本的な使い方を例と共に説明
## 貢献方法
他の人がプロジェクトに貢献する方法
## ライセンス
ライセンス情報
セキュリティの注意点
- 機密情報をコミットしない: パスワード、APIキーなどは.gitignoreで除外
- 公開リポジトリの注意: 個人情報や企業の機密情報を含めない
- 定期的なパスワード変更: GitHubアカウントのセキュリティを保つ
次のステップ
さらに学習すべき内容
- Issues: バグ報告や機能要求の管理
- Pull Requests: コードレビューと協力開発
- GitHub Actions: 自動化とCI/CD
- GitHub Packages: パッケージの公開と管理
おすすめの学習リソース
- GitHub公式ドキュメント: 最新で正確な情報
- Git公式チュートリアル: Gitの基本から応用まで
- オープンソースプロジェクト: 実際のコードから学習
- GitHub Learning Lab: インタラクティブな学習環境
まとめ
この記事では、GitHubの基本概念から実際の操作まで、初心者向けに詳しく解説しました。重要なポイントをまとめると:
学習した内容
✅ GitHubアカウントの作成方法 ✅ リポジトリの作成と設定 ✅ Gitのインストールと初期設定 ✅ 基本的なGitコマンドの使用 ✅ ファイルの編集、コミット、プッシュ ✅ GitHub Pagesでの公開
次のアクション
- 実際にアカウントを作成してリポジトリを作成する
- 簡単なプロジェクトでGitの操作に慣れる
- 他の開発者のプロジェクトを見て学習する
- 継続的にコードを書いてコミットする習慣をつける
GitHubは最初は複雑に感じるかもしれませんが、実際に使ってみることが一番の学習方法です。小さなプロジェクトから始めて、徐々にスキルアップしていきましょう。
プログラミングの世界でGitHubは必須のスキルです。今日学んだ基本操作をマスターして、素晴らしい開発者の道のりを歩んでください!
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タグ: #GitHub #Git #初心者 #プログラミング #Web開発 #バージョン管理